【 事業名 】
「会話における『やさしい日本語』を見つめ直す:何をし,何を学習し,どう評価されているのか」
【 日時 】
2015年11月1日(日)9:30~11:30(9:00開場)
【 会場 】
エルプラザ(札幌市北区北8条西3丁目) 4階 大研修室
【参加費】
会員無料、非会員800円
【 申込 】
不要です。直接会場にお越しください。
【 講師 】
栁田直美先生(一橋大学国際教育センター講師)
【 概要 】
人はコミュニケーションを行う際,コミュニケーションの相手に合わせて自分のコミュニケーション行動を調整しています。このような調整は不変のものではなく,相手と何度も話すうちに,自然と話し方を変化させていきます。
「やさしい日本語」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。外国人に対して,わかりやすい日本語で話したり書いたりしようという取り組みです。「やさしい日本語」も人々の調整行動の一つです。では,日本人(母語話者)は外国人(非母語話者)と話すとき,どのような調整を行っていて,その調整はどのように変化していくのでしょうか。一方,それらの調整は,本当に外国人(非母語話者)側から「やさしい」と思われているのでしょうか。
今回の研修では,日本人と外国人のコミュニケーションにおいて,日本人が行うコミュニケーション上の調整の変化について,また,その調整が外国人にどのように受け止められているかについてお話します。その上で,みなさんといっしょに「やさしい日本語」のありかたについて考えてみたいと思います。
★ 日本語教育に携わっている方、日本語教師を目指している方はもちろん、地域のボランティアで外国人と関わっている方、機関の窓口や受付などで外国人と接する機会が多い方など、日本語教育に直接関わりのない方のご参加も歓迎いたします。
★ 研修会終了後、講師の先生を囲んで懇親会を開催する予定です。こちらもお気軽にご参加ください。