第25回 北海道大学国際本部留学生センター 日本語・日本語教育研修会

北海道大学留学生センター主催
第25回北海道大学国際本部留学生センター日本語・日本語教育研修会

「ライティングのプロセスにピア・ラーニングを取り入れる-さまざまな授業での応用を考える-」
講師:大島 弥生 氏(東京海洋大学准教授)
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近年,留学生・母語話者学生のどちらに対してもアカデミック・ライティングの実践が広がっています。書き言葉や論文表現などの知識も重要ですが,資料を収集し,問を切り出し,組立てを考え,文章化し,推敲するというプロセスそのものの体験が,書き手の成長には不可欠です。そして,そのプロセスの中で,お互いに書き手・読み手,話し手・聞き手となりあい,コメントしあうことで,学びを深めることもできます。今回は,ライティングのプロセスにピア・ラーニングを取り入れた様々な実践事例を紹介し,それらをたたき台に参加者同士で,中級,上級,大学生向け,院生向けなどの各種のコースデザインを考えていただきたいと考えています。

とき:平成25年2月9日(土)10:00~16:30
※講演:10:00~11:30、ワークショップ:前半13:00~14:30、後半15:00~16:30

ところ:北海道大学国際本部留学生センター大講義室(センター2F)

参加費:無 料 ※
事前のお申し込みは必要ありません。当日会場へ直接お越しください。

お問い合わせ先:小河原義朗(北海道大学留学生センター)
ogawara@oia.hokudai.ac.jp, TEL:011-706-8010(直通)

∞∞∞∞∞ 講師プロフィール ∞∞∞∞∞
大島 弥生(おおしま やよい)
東京海洋大学大学院海洋科学系准教授。お茶の水女子大学大学院修士課程人文科学研究科日本言語文化専攻修了。博士(人文科学)。1989年より日本語教育に従事,日本語学校,香港大学等を経て,1997年より東京水産大学(現,東京海洋大学)に勤務。留学生の日本語・日本事情科目,基礎科目の「日本語表現法」,留学生と日本人学生との混成日本事情科目等を担当。
<著書>
『ピアで学ぶ大学生の日本語表現-プロセス重視のレポート作成』,『アカデミック・ジャパニーズの挑戦』,『日本語表現能力を育む授業のアイデア―大学の授業をデザインする』『ピアで学ぶ大学生・留学生の日本語コミュニケーション-プレゼンテーションとライティング』(以上共著,ひつじ書房),『留学生と日本人学生のためのレポート・論文表現ハンドブック』(共著,東京大学出版会)など。

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